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2019.12.27ブライダルカメラマン
はじめまして。
沢山いるカメラマンの中から私を発見してくださり、
ありがとうございます。
まずは自己紹介です。
大学卒業後、銀行に就職した私です。
窓口で営業でした。
もともとブライダル業界で働きたいと思っていたけど、
就活では全滅で、『あぁ向いてないんだな』と理解し、方向転換。
社会人1年目はがむしゃらに、銀行業務に向き合いました。
支店はみんな仲が良く、楽しい日々でした(仕事はもちろん大変で泣くことも多々)。
ちょっと業務内容が精神的にしんどくなってきた頃、
忘れもしません、大地震。
私が経験した中では1番大きな地震。
私はいつものようにお客様の接客中でした。
窓口が閉まる15時前です。
大きな揺れと、支店近くのホームから爆音のブザーがずっと鳴ってました。
私が接客していたお客様は立ち上がれなくなってしまいました。
阪神大震災の経験があるそう。
支店のロビーはいつもNHKが流れているんですが、
衝撃的な映像がずっと流れていて。
川に流されていく家と人。
全部が一瞬でなくなっていく。
この衝撃は一生忘れないと思います。
その後、自分のこととか生きること、根本的なことを考えるようになりました。
その時以来1番大事にしてるのは、
今を大事にしていくこと。
災害が多くて、いつ何があるかわからないよねってその都度思うけど、
災害だけじゃなくて、事故とか病気とか、
誰もが、まさか自分がって思うこと。
多分それって、自分の力では避けられないこと。
人生なんてあっという間。
終わりが最初からわかってるなら、
逆算して計画とか立てられるけどね、
いつ何があるかわからないから、
後悔があるなんてもったいない!
というわけで、もう一度ブライダル業界を目指してみることにしました。
(だいぶ話ぶっ飛んだなって思った?)
私は一度決めたらあまり揺らがないのです。
さてさて、じゃあカメラはというと、銀行辞めた時点で写真に関して全くの初心者。
ブライダルフォトグラファーになろうと思ったきっかけの素敵な写真を撮っていた撮影事務所のレッスンに参加し、
超ーーー高いカメラ2台をいっきに借金して購入。
勢い大事だよね。
すぐ現場に連れて行ってもらえました。
もちろんすぐに撮れるようにはなりません。
何度も泣きました。
私ブライダルカメラマンなんですって言うと大体の反応が、
えっ!そうなんだ!と驚かれます。
って言うくらいメジャーな仕事ではないと思います。
だって、カメラは重いし、走り回って体力勝負だし、プレッシャーも半端ないし、膝は常になんか黒いし、季節関係なく汗だくだし(ここら辺でやめとこうか)。
そんなに大変なのに、なんでブライダルカメラマンなんだろうってたまに思うけど、
なんでってはっきりわからないけど、
私はブライダルカメラがやりたいのです。
楽しい空間、嬉しさ、感動、感謝、涙、笑い、たくさんの感情が詰まってる。
そんな空間にいれて、その瞬間を残して、何年後も思い出すお手伝いができる。
やりたいって思わない?(笑)。
人の人生のために、とかたいそうな事をやろうなんて思ってはいないけど、
すこーしだけ、少しだけでも人生の笑顔のお手伝いをしたいと、
心から思います。
人生一度きり。
この瞬間も。
大事に、大事に。
思い出したり、振り返ったりできるように。
お手伝いさせてください。
yumeka.